昨日はS氏と盛り上がり、翌日仕事だというのに某BHで2時まで深酒
仕事・ライブ・恋愛・野球…色々話が盛り上がりすぎました
まあそこら辺の話は置いといて、音楽の話も盛り上がったのでその話題をひとつ
S氏は色々な楽曲・アーティストを知っているので、どうやって新しい音楽知識を仕入れているのか聞いてみました
すると、音楽雑誌という答えが返ってきました
なるほど雑誌…言われてみれば僕も中学時代にせっせと『FM Stasion』とか読んでたような記憶があります
しかしそれ以降は雑誌は殆ど参考にしなくなってしまいました
たまに買うのは自分の好きなSpiral Lifeや
Scudelia Electro、
くるりなどが出ているときに『Rock'in on JAPAN』や『音楽と人』を買う程度です
前述のSpiral Lifeなどを含め、僕が主に音楽知識を仕入れたのはラジオでした
やはり元々国語が苦手だったのもあり、文章だけではどんな音楽かわからず、怖くて手を出せませんでした
無料で楽曲が聴ける、しかも自分の知らない新しい曲が聴けるラジオはうってつけでした
しかし普通のラジオ番組はオリコン上位に入るような曲しか流しませんよね??それではもちろん満足しなかったわけですが、時は20世紀末の1992年、昼夜逆転生活をしていると衝撃的な番組に出会ったのです
その名も
『JAPANESE DREAM』番組名だけを聞くと大きく出すぎて胡散臭い感じがしますが、番組のコンセプトは「全ての楽曲に平等にチャンスを与える」という、しっかりとしたコンセプトを持った番組でした
当初こそオリコンとあまりかわらないようなランキングも見受けられましたが、徐々に売れていないアーティストの名曲が上位にランクインし始めました
有名所では売れる前のMr.Childrenの『抱きしめたい』が2位になったりしましたね…その後のミスチルは語るまでもありませんが・・・
その他には、RIO、SING LIKE TALKING、近藤名奈、ALI PROJECT、遊佐未森、橘いずみ、篠原美也子、PIZZICATO FIVE、L⇔R、染谷俊、綿内克幸、山口岩夫、鈴木哲彦、区麗情、TAM TAM、神子雅、スピッツ…etc.
今でも頑張っている人、ブレイクした人、もう活動休止してしまった人…様々な人がいますが、上記のアーティストを最初に知ったのは、紛れもなくこの番組であります
そしてこの番組でその後の僕の人生を大きく左右する衝撃的な楽曲に出会ったのです
Spiral Lifeの『
20th CENTRY FLIGHT』
この曲に出会って音楽に関する世界観が凄く広がっていきました
ここから繋がって
湯川トーベンや娘である
湯川潮音へと続いています
やがて90年代後半になり社会人になると時間が時間なだけにこの番組を聴けなくなりました…
21世紀初頭、たまたまその時間に同じ79.5MHzに合わせると、この番組がまだ続いていました
懐かしさと未だに良い音楽を求める人が多くいることに感動しました
しかしそんな番組も一昨年の2006年3月、ついに終了してしまいました
やはり、インターネットが普及した現代、試聴できる環境が整い、続けていく意義も薄れ存続が難しくなったんでしょうか…??
そのネットでは今でも
理念を引継いだ有志のサイトがJDを廃らせまいと頑張っていました
このサイトは偶然見つけたのですが、ここには過去のランキングも(歯抜けですが)掲載されています
90年代を見ると「あったあったこの曲」とメロディと共に思い出し、2000年代を見ると「あれ?この曲もランクインしてたんだ」と自分とJDリスナーの感性の近さを感じたりします
Cymbals、GOING UNDER GROUND、ハナレグミ、capsul、つじあやの、KOKIA、bonobos、フジファブリック、ACIDMAN
今も好きなこの辺りのアーティストが、JDチャートランクインの常連だとはつゆ知らず
聴いていれば良かったと後悔
上記サイトで試聴するというのもいいのですが、どうしても全部は聴けないでしょう時間的に
その意味で、ラジオ番組で強制的に全曲流すというのは、ぐうたらな自分にとって非常にありがたい番組だったんだなぁと、今更ながらに感謝です
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